ツルさんには小さい娘たちがおりまして、大変かわいがっておるわけですが、もれなくプリキュアとか、プリンセスなどが大好きでございます。
親としては子が喜ぶ顔を見たいと思いフィギュアなんかも買い与えるわけですが、タイトルからお察しの通り古今東西こどもはおもちゃを壊す生き物です。早い時だと一週間以内に仕上げてくれます。
ええ、とっても微笑ましいですよ(白目)
大事に使いなさいというのは当然説明はするとして、壊れたからといって簡単に捨ててしまうのは教育上も気になります。
ということで今回は、フィギュアの体がちぎれてしまった時に自分で修理する方法を紹介したいと思います。お父さん、ミニ四駆やプラモデルで培った手先の器用さを今こそ発揮する時です。
現状の確認(涙をこらえて)
どのようにして遊んだらこうなるものか。こどもの遊び方には無限の可能性がありますね。この場合、接着剤だけだとすぐに取れてしまいます。
ちなみにこのフィギュアの大きさは 高さ12cm 程。首がもげた過去もあり、2度目の修理です。
必要なもの
全部で5つです。特殊な2つの説明をします。
- ピンバイスドリル
- カッターナイフ
- つまようじ
- ニッパー
- 接着剤
ピンバイスドリル
通称ピンバイス。小さな穴を開けるためのドリル工具で、電動ではなく手回しで開けるのが特徴です。ホームセンターに行けば1000円前後で売っています。
ドリルの太さを変更できる替え刃のセットも買えます。一家に1セットあれば何かと便利かもしれません。
今回はつまようじの太さに合わせて 2mm 径のドリルを使用します。
接着剤
選ぶ時の注意点は2つ。
・固まった時に透明になるもの
すぐに固まってしまうと微調整が効かないのと、変色してしまうとフィギュアの見た目が悪くなってしまいます。
修理方法
それでは早速修理していきましょう。
深さは 1cm 程度あると良いです。
平らな面に垂直となるように慎重に開けます。
先端から 3mm 程を切断します。
カッターナイフを使って、パーツに挿し込みやすいように先端から 5mm くらいを少し細く削ります。えんぴつを削る要領で、先にいく程細くします。
穴に差し込んだ時にギュッと固定されるのが理想です。スカスカにならないように微調整をしながら削りましょう。
パーツに挿し込みます。
簡単に抜けないようにギュッっと押し込みます。
つまようじの飛び出しを1cm 以下程残して切断します。
STEP.2 と同様、本体に挿し込みやすくなるように先端を削ります。
こんな感じで根元が一番太くなるように削ります。
接着剤をつまようじの根元に塗布します。
本体に挿し込みます。
グリグリとねじ込んでいき、向きを微調整します。
つまようじの切れ端を使い、つなぎ目の接着剤をならしたら一晩程乾燥させます。
しっかり乾いたら完成です。
これで簡単には壊れないでしょう。
彼女もなんだか嬉しそうですね。
まとめ
ちぎれてしまったフィギュアを修理する方法を紹介しました。
- ピンバイスドリル
- カッターナイフ
- つまようじ
- ニッパー
- 接着剤
- 本体とパーツに穴あけ
- つまようじを削る
- 接着剤で連結する
- 乾燥させる
フィギュアの大きさによってはつまようじ以外の棒や、穴の太さを変える必要がでてくるので応用してみてください。
頼りになる父の姿を見せられますように。