バーベキュー食材の量の決め方教えます


バーベキューをやる時のお肉の量ってどれくらい用意すればいいの?海鮮は?野菜は?飲み物は?予算も立てたい・・・そんな悩みを持つ人へ向けた記事です。

40人規模のバーベキュー幹事を務めた経験のあるツルさんが「食材を買う量」についての考え方を紹介したいと思います。家族のような小規模から、会社規模の大人数まで応用ができるので参考にしてみてください。

具体的な例として、大人10人の場合をもとに進めていきます。

お肉の量と種類

お肉はグラム数で計算をします。
男女が混ざっていても、15歳以上であれば1人250g が妥当な量となります。

15歳未満であれば2人で1人分と考えましょう。この計算を基準にして、個人差を調整します。

お肉の種類はその他に分類して割合で決めていくと効率よく購入できます。好き嫌いで自由に割り振って構いません。私の場合の黄金比は「5:2:2:1」です。

大人10人の例(2500g)
  • 牛カルビ 650g
  • 牛ロース 600g
  • 豚とろ 300g
  • 豚バラ 200g
  • 鶏もも 250g
  • 砂肝 250g
  • ホルモン 250g

海鮮の量

海鮮の食材は1人当たりの個数で計算をします。
エビなら1人2尾、サザエやホタテ、ハマグリは1人1個という具合です。

この数字を基準に増減の調整をしましょう。種類の数は、2~4種類もあれば十分です。個体のサイズが大きい焼き魚や伊勢海老、ロブスターなどは2~3人で1匹というように考えます。

大人10人の例
  • エビ 20尾
  • ホタテ 10枚
  • ほっけ干物 3匹

野菜の量

正直一番悩むのが野菜の量です。参加するメンバーによっては「野菜無し」でも成立してしまう程、考え方は様々です。

今回は「主役はお肉なので野菜は均等に食べられなくてOK」という考え方で決定します。どうしても全員に食べて欲しい野菜と、焼きそば用の野菜以外は、「全部合わせて1人1~2個くらい」で計算をしてみましょう。

今回の10人の例の場合だと、合計20個以下を目安に野菜を用意することになります。キャベツやカボチャなど、サイズの大きい物は1/4個を「1」とカウントをし、逆にシイタケやシシトウなどの小さい物は2個を「1」とカウントします。

大人10人の例
  • じゃがいも 4個
  • たまねぎ 2個
  • かぼちゃ 1/2個(2カウント)
  • ピーマン 6個
  • シイタケ 12個(6カウント)

飲み物の量

基本的に余った物はストックや分配もしやすいのでそこまで慎重になる必要はありませんが、飲酒する人と飲まない人は事前に把握しましょう。

アルコール 1人1500ml
(350ml缶 × 4~5本)

ソフトドリンク 1人500ml

上記が目安になります。アルコールの種類ですが、事前に参加者の好みやリクエストが分からない場合は「ビールとサワー系を半々」が無難です。

その他

主要の食材以外の物をいくつか紹介します。

おにぎり 1人1個

焼きそば (人数 × 0.8)玉

ウィンナー 1人2本

串物 1人1~2本

炭 1人1kg
 

まとめ

参考になりましたでしょうか。必要な量が分かれば予算も立てやすくなるかと思います。

大切なのは買い出しの前にある程度、何をどれくらい買うかを決めてメモをしておくことです。

実際にお店に出向いた時には思わぬ食材に出会うこともあります。そんな時、メモがあれば何をどれくらいやめようという判断も楽になります。

ロスのない食品量を心がけて楽しい時間をお過ごしください。

それでは最後に一言。
「お残しは許しまへんで」

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