学校では教えてくれない社会人の心構えを学ぶ本『勉強の技法』


20代の頃に大切にしていた本を久しぶりに読んでみました。

一生トップで駆け抜けつづけるために
20代で身につけたい『勉強の技法

という本です。

良い言葉も多いので紹介したいと思います。

「勉強の技法」ってどんな本

著者は、著述家 千田琢哉さん 

短い文章で読みやすく、ハッキリ言い切るので理解もしやすい。
名言も多く、人気のある作家さんです。

タイトルからは「20代の勉強方法」を想像しますが「なぜ勉強が必要なのか」や「大人として社会を生きるうえでの必要な考え方」を教えてくれる本だと感じています。何かの手法ではなく、心構えを説く=自己啓発本 です。

「お子様の勉強」はこうだった、だが「大人の勉強」はこうだ。という具合に、国語、算数、理科、社会、お金、の教科に分けて説明しています。

項目がすべて見開き2ページにまとめられているので大変読みやすく、一項目1分以内くらいに気軽に読めるのも魅力です。

勉強の技法 著:千田琢哉
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心に響いた言葉を紹介

大切なことは、「努力すれば自分も平均点が取れる」と感動に浸ることではない。
何も勉強していないのに毎回満点を取る人間の存在に気付くことだ。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

平均点はつまり、誰とでも代替え可能だということ。挑戦をして落ちこぼれることを繰り返したとき、最後に残るものが自分の強みであり、自分の土俵になる。

「平均点にいれば安心」という心理がいつからか根付いていませんか。自分の勝てる土俵を探すために、どんどん挑戦して、どんどん負けましょう。
 

勉強すると、キレなくなる。
知性が欠如していると、物事を小さく捉えることしかできない。
知性を磨くためには、勉強するしかない。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

知性を磨くと、人間の器が大きくなると説明している項目の一文です。知性が欠如している人間は、キレたこの先を洞察できない。相手の気持ちを洞察できない。

今の私なら自分の子どもに置き換えたい。たくさんの知恵に触れることで、寛容な心を育ててあげたいと感じます。
 

国語力の向上は、狙った相手を口説き落とす技につながる。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

なぜ国語の勉強をするのか「究極は口説けるラブレターを書ければそれでいい」
ビジネスでもお客様、上司、部下を口説き続けなければならない。

古典の奥ゆかしさは確かに。そう思うと国語の勉強が楽しくなります。
 

「どうすれば魅力的な文章をかけますか」
「実名で勝負することだよ」

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

著者が受けた質問と、それに対する返答だそうです。「実名でリスクを背負い、緊張感を持って綴る文章は迫力が違う」と記されています。

このブログもハンドルネームなわけですが。今のSNS時代に必要な言葉ですね。
 

肉食動物がいなければ、草食動物の知力・体力は退化し続ける。
自然の摂理として、退化し続けるものは存続が許されない。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

自分にとっての天敵や競合相手の存在が退化を止めてくれるという内容です。嫌いな存在が居ても、どの様に共存していくかを考える。「おかげで成長ができる」とポジティブに捉えることができるようになりました。
 

自分の中での不本意な過去も、自分と未来を変えると解釈が変わる。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

誰にでも大きな失敗や恥ずかしい過去があります。今後の自分次第で過去の出来事が美談に変わっていく。素晴らしい言葉です。
 

二度続けて遅刻する人は、お金の振り込みも遅れる。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

人の時間を奪う権利はありません。相手の時間を奪う人は相手のお金を奪う人だと述べられています。「こんな人間とは仕事をするな」という書き方をされていますが「こんな人間にはならない」と受け取るべき言葉です。
 

「違う」の表現が豊かな人は、人を惹きつける。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

「違う」の言い方がキツイのは子どものまま成長していないから。「それは少し違うかもしれないね」や「実はこんな考え方があってね」など、バリエーションが豊富なのが大人の「違う」の言い方だそうです。
 

1%の共通点を、100%になるまで膨らまし続けるのが大人の会話だ。
「違い」より「共通点」にフォーカスしよう。

『勉強の技法』千田琢哉(アイバス出版)

自分と相手は違って当たり前。たった1%の共通点があれば、会話はどんどん膨らんでいく。他人の会話の矛盾点を指摘しては悦に入るというような幼稚な大人にはなりたくないものです。
 

感想とまとめ

上の写真は、好きなページにドッグイアをしている様子です。紹介した引用の倍くらいは折ってあるかと。

20代の頃に響いた言葉と、今の自分に響く言葉、比べるのも面白いものです。

20代じゃなくても、ドキッとさせられる言葉があるのではないでしょうか。
「自分を見直す」という意味で多くの世代に読んでもらいたい本です。

ツルさんの会社にも、無言で手渡したい大先輩が居やがります。

ぜひ読んでみてください。

勉強の技法 著:千田琢哉
created by Rinker